コンビニについて、落ち着いた僕は夏なのにホットコーヒーをすすりながら話をした。
二人と僕の話はかみ合わなかった。
二人によると僕がボックスの中で暴れているのが見えただけ。
人? 手? 知らない。
そもそも伊勢は僕に電話などしていない。
確かに着信履歴に伊勢の名前はなかった。
大体、何故あの声が伊勢だと思ったのだろう。
妙に抑揚のない女のような声だったはずだ。
伊勢は天満と僕の家に行こうとした。
...もっと見る天満とは連絡が付いて合流したが、僕とは連絡が取れない、もしやと思い公衆電話に行ってみた。
着いてみると僕がボックスの中で暴れていた、と。
謎だらけの結末だった。
タクシーのおじさんは結局、二度とあのコンビニには来なかった。
何の意図であの話を僕たちに教えたのか、店長は知っているようだったが、教えてくれなかった。
あの声が耳から離れない。
僕は電話が苦手だ