2024年に学術誌『The Open Journal of Astrophysics』で発表された研究は、さらに踏み込んだ可能性を論じている。高度な宇宙人は、時空のさざ波である「重力波」を使って互いに交信しているかもしれない、というのだ。
問題は、重力波という現象を物理学者自身がまだ完全には理解できていない点にある。狭い帯域に収まる電波とは違い、現在の科学では自然に発生した重力波と、人工的に作られた重力波を区別する手立てがない。
仮にその技術を解読できたとしても、傍受したメッセージの意味まで読み解けるかどうかは誰にもわからない。もっとも、たとえ解読不能な信号であっても、そこから何かを学べる可能性は残されているという