『ああ、こんな綺麗な感じなんだ。
私はこれを味わいたかったんだ。』
その時です。
何かを破り裂く音で私は目覚めました。
箒を持った両親と祖父母が心配そうな顔で私を取り囲んでいました。
天井のポスターはビリビリに裂かれていました。
この時、やっと家族の真意が分かりました。
詳しく話すことは出来ないけど、ずっと守ってくれていたんだなってようやく理解しました。
今では海とは無関係な職場で元気に働いています。
...もっと見るしかしあれからなぜか左眼の視力だけは元に戻りませんでした。
普段は眼帯をしていますが、左眼を開くと今でもどこか遠くの海の風景が浮かぶのです。
やはり怖いので見るのは本当に仕事に疲れた日とかたまにですけど