青山はこっちに向かっているように見えた。周りにはおじさんもいないようだ。
俺もみんなもホッとした。
「青山だいじょぶじゃん」
おまるがグラウンドの金網のドアを開けて中に入った。みんなも続く。
「おーい青山ーお前おせーよ!!」
「なにやってんだよー!!」
150メートルぐらい先にいる青山に向かって俺らは叫んだ。
青山は答えない。
...もっと見るこっちに向かってくる。「なんか青、変じゃねー?」
グラウンドはぐちゃぐちゃで、思うように足がすすまない。
「ラグビー部の奴おこんだろうな、グラウンド整備がーってw」
「俺らってことはばれねーって、よゆー」
「おーい青山ー」
突然青山が
「わああ!!!ああ!!あああ!やだ!!!やだ!!やあだ!!!あああ!!!ああ!!」と叫びだした。
まだ100メートルくらい先。
みんな足を止めた。再び俺らに恐怖が戻ってきた