この歴史的な大発見に研究チームが沸き立つ一方、事態は思わぬ方向へ進む。調査報告を受けたエクアドル政府は、独自の専門家チームを派遣。しかし、彼らが下した結論は、研究チームの期待を打ち砕くものだった。
「政府の公式見解は、この遺跡は完全に自然の産物であるというものだった」
この結論により、遺跡の本格的な発掘調査への道は閉ざされてしまった。しかし、研究チームは諦めなかった。政府が見捨てた遺跡の周辺をさらに調査したところ、他にも人工的に作られたとしか思えない構造物や、巨大な道具のような遺物を次々と発見したのである。
長方形に切り出されたブロック、階段状の構造物、滑らかに磨かれた石の表面。そこには明らかに人の手が加わった痕跡が残されていた。
しかし、今日に至るまで、この遺跡に関する調査は進展していない。政府は考古学的な探求よりも、その地域に眠る石油資源の採掘に関心を示したとされ、世紀の大発見となるはずだった巨人の都市の存在は、論争の渦に巻き込まれ、再び密林の奥深くへと追いやられてしまった。
...もっと見る 現在、我々が目にできるのは、調査チームが残した数枚の写真といくつかの映像だけである。それらは、エクアドルのアマゾンに眠る失われた巨人の都市が、確かに存在したかもしれないという可能性を静かに物語っている