さらに3か月を空けて4歳はアメリカジョッキークラブカップで始動したフィエールマンは、ラジオNIKKEI賞と同様に先に抜け出した勝ち馬を捕らえ切れず2着に終わる。この2戦を含め、小回りコースの重賞は適性の差で勝ち切れなくなったが、続く天皇賞(春)は広いコースで能力を解き放ち、グローリーヴェイズをクビ差ねじ伏せて2度目のG1制覇を果たした。
その後は凱旋門賞に挑戦し12着に敗れるも、帰国して有馬記念から直行した天皇賞(春)ではスティッフェリオをハナ差捕らえて連覇達成。京都競馬場の長距離G1では菊花賞からハナ差、クビ差、ハナ差と無類の勝負強さを発揮した