日本では「ルシファー」といえば即座に悪魔崇拝のイメージが浮かぶが、ジョナン師の解釈はやや異なる。彼はルシファー信仰を「対立する力の間のバランスを追求する思想体系」と説明し、「神の存在を信じており、敬意や誠実さといった価値観を大切にしている」と語っている。
教会の一角にはルシファーへの儀式専用のエリアが設けられており、そこでの実践は「知識と精神的均衡」を中心に据えたものだとされる。境内には動物が暮らすサンクチュアリもあり、イチジクの木が植えられている。創設者によれば、このイチジクの木は「保護」と「霊的な力とのつながり」を象徴しているという。悪魔の総本山……というより、どこか神秘的なエコスポットのような雰囲気も漂う